《 「 増 上 寺 現 代 コ レ ク シ ョ ン 」 結 果 報 告 》 『天祭 一〇八』の全ての会期終了後、参加して下さった全ての出展者が「増上寺現代コレクション審査室」に集合。 三日間の会期開催中に行なわれた厳正な審査結果の発表となりました。 「 増 上 寺 現 代 コ レ ク シ ョ ン 」 第 一 回 審 査 結 果 グランプリ : か の う た か お(京都/陶芸) 2位(同票三名) : 金 理 有(大阪/陶芸) ・増 田 敏 也(大阪/陶芸) ・古 賀 崇 洋(鹿児島/陶芸) 以上4名の作品を「天祭 一〇八」実行委員会が買い上げた後、「増上寺現代コレクション」として同寺に寄贈致します。 グランプリ:かのうたかお(陶芸/京都府)「壺中天アリ」 二位(同票三名) 左から金理有(陶芸/大阪府)「無性生殖」、増田敏也(陶芸/大阪府)「Low pixel CG 『POP ICON』- tobi seiji -(龍泉窯・飛青磁花生)」、古賀崇洋(陶芸/鹿児島県)「頬鎧盃」
作家別得票数
******************************************************** 「増上寺現代コレクション」審査員の顔ぶれ ・山下裕二(日本美術史家・評論家) ・三瀬夏之介(美術作家) ・橋爪淑子、吉田裕美(日本橋三越リビングバイヤー)※二人で一名分の投票 ・藤沢学(講談社「モーニング」編集部) ・吉田龍雄(大本山増上寺施設部接伴課 課長) ・小泉亜里(アロマテラピスト) ・石橋真理(白白庵) ・石橋圭吾(白白庵/「天祭 一〇八」主宰) 今回は一般公募出展者からは古賀崇洋のみが選出され、内容的には陶芸分野に偏りが見られましたが、これは「へうげもの」選出作家の活躍ぶりと作品の強さからして妥当と思われる結果となりました。 次回以降は更に混戦を期待しつつ、平面系作家の奮闘や、新しい作家の台頭を強く望んで止みません。 次回開催(2014年4月予定)にはより多くの作家の皆様の御応募・御参加を、実行委員会一同心よりお待ちしております! 撮影:廣瀬 育子