Exhibition Artists 5




中尾 美園  NAKAO Mien


「One day We'll fly away」
2008年 / 麻紙、岩絵具、染料


「コノハノテガミ」
2012年 / 寒冷紗、岩絵具、墨


「つぎの世界にゆくために」
2009年 / 麻紙、岩絵具、染料

【略歴】
1980 大阪生まれ
2002 京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻 卒業
2006 京都市立芸術大学大学院美術研究科保存修復専攻 修了


【主な発表など】
2006 京都市立芸術大学大学院修了制作展・大学院市長賞
2008 「第26回上野の森美術館大賞展」・入選 ※同09年一次賞候補、10年入選
    「京展」・館長奨励賞 ※同09年須田賞、芝田記念賞
    個展(ギャラリーi / 京都)※同10年、11年
    「京都府美術工芸新鋭展」・日本経済新聞社賞
2009 二人展(ギャラリーi / 京都)
    「芸術と工芸の交差展」(京都大学時計台記念館)
2010 「わざゼミ報告展」(京都芸術センター)
2012 二人展(CAFFE & GALLERYりほう / 京都)
2013 個展(KUNST ARZT / 京都)


【プロジェクト他】
2005 「KYOTO ART WALK」(現代美術作家の山元伸二氏とともに、氏の平面作品を6曲1双の屏風を共同製作(清水寺))
2007 京都大学工学研究科井手プロジェクト(京都大学工学研究科機械理工学専攻井手研究室において、文化財撮影用超高精細スキャナの開発に参加。当プロジェクトに対し、古典技法再現標本 大徳寺聚光院『蓮鷺藻魚図』現状模写、及び復元模写を提供)
2011 「KOREA EXPO 2012」(京都大学特任教授でメディアアーティストの土佐尚子氏のインタラクティブメディアアート作品に原画として水墨画作品約200点を提供。2012年のEXPOで展示を予定している。)
2011~「ゆだま」(様々な分野の講師を招いてのイベント、教室を開催する会を友人と主宰。参加者は様々な年齢、業種より、ものづくりを通しての異業種交流をはかることが目的。)


【ステートメント】
生の暗さと明るさを見つめることが私の常であり、生の微妙な明暗を表現したいと思っている。
最近は町も人も植物も机もボールペンも、全ては皆等しく平等な気がしている。







仲順 れい  NAKAJUN Ray


「残闕の美」


「red smoke」


「白髪町とよ黒髪は」

【略歴】
1983 兵庫県伊丹市生まれ
2005 宝塚造形芸術大学(現 宝塚大学)V & Aコース 卒業
2007~2008 英国・ロンドンへアート短期留学


【主な発表など】
2012 グループ展「Fwd:#曾根崎心中」
    二人展(cafeR / 大阪)
2013 個展(クロスロードカフェ / 兵庫)
    「デンタツ展」(サコダアートギャラリー / 兵庫)


【ステートメント】
切り絵作家。
ペン画ドローイングと見紛う緻密で繊細な切り絵の制作技術がある。
「不思議の国のアリス」「曽根崎心中」など物語作品からのモチーフ引用もおこない、そのベースに女性の情念的な一面を投影し、作品世界に精神的な深さを生んでいる。







nisai® (都合により出展は辞退)


「wire net work 20121022」
2012年 / 900×900mm(前方突出部300mm)


「Art Shower 2012 project at CASO」
展示風景(2012年9月)


「風、光、音1」
2012年 / 有馬温泉路地裏アートプロジェクト2012
出展作品

熊谷 信夫
大阪ブリキ玩具資料室 代表
日本人形玩具学会 会員


【略歴】
1948 大阪生まれ
1971 大阪梅田の阪急ファイブでオモチャと雑貨の店『あしたの箱』開店。ブリキ玩具の取り扱いを始め現在に至る。
1978 大阪ブリキ玩具資料室開設
1979 『ブリキのオモチャ』刊行
1985 讀賣新聞社PR誌vol.85 讀賣カラー百科『おもちゃ図鑑』執筆。
1989 鉄人28号の復刻生産始める。
2000 「ブリキのオモチャ」復刻増補版をグリーンアロー出版社より刊行。
2003 有馬玩具博物館開館の際3階展示室の日本のブリキ玩具展示を担当。(2010年までに30アイテムを超えるブリキ玩具を製品化。)
2010 ブリキのおもちゃをモティーフにした「まいごのりんご」発行。※2001年ボローニャ国際絵本展入選作品(文・熊谷眞由美 / 絵・田中友美子)


【主な発表など】
2010 「ギャラリーあしたの箱」の「Wind up ART」展で作品発表
2011 「Happy Maker in 高野山2011」アーティストとして展示
    「おおさかカンヴァス」で作品を展示(大阪府庁正面ホール)
2012 「ブリキのオモチャ」iPad電子版を(株)ノース・ヒルより刊行。
    「有馬温泉路地裏アート」参加(兵庫)
    「Art Shower 2012 project at CASO」参加(大阪)
2012 大阪心斎橋大丸北館「Art Stream 2012」参加
2013 「Art in office CCC AWARDS 2012」・入選 ※作品はCCCメインオッフィスエントランスホールに1年間展示


【執筆】
日本人形玩具学会発表
*学会誌(人形玩具研究 かたち・あそび)第16号『明治のブリキ玩具(二十世紀初頭)産業としてのオモチャの出発点(2006年1月)
*学会誌(人形玩具研究 かたち・あそび)第18号『ブリキのおもちゃは生き残れるか?』(2008年3月)
*学会誌(人形玩具研究 かたち・あそび)第19号『ブリキ玩具の製法』の発表を終えて(2009年3月)


【ステートメント】
WIRE NET にこだわる理由。

一本の針金がねじり合って一つの面を作り出す。
その面はお互いに寄り添う事で空間ができあがる。
その空間は特別な理由を持った空間である。
メビウスの環がおわりなき旅路を想像させる様に
クラインの壺は永遠の繋がりを持った不思議な空間。
ネットに編むことで表面の造形と編み目を透かして見える内側の空間や造形。
向う側か透けることで様々な表情が読み取れる。
それは宇宙空間を創造させ、また、体内のミクロの組織にも見える。
ネットワークと言う言葉の響きは現代社会の成り立ちを表現する。
針金が絡み合う世界と人と人が繋がり会う社会が互いに投影される。
光と影、編み目の大小、全てがこの宇宙観の中に凝縮される。


http://www.robottoy.com/
https://www.facebook.com/Nisaisan
大阪ブリキ玩具資料室:http://www.eonet.ne.jp/~robot/index.html
ギャラリーあしたの箱:http://www.ashitanohako.com/
ブログ|ブリキのオモチャ『珍玩童心』:http://osakatintoy.blogspot.com/







冨士 和則  FUJI Kazunori






【略歴】
1987 大阪府生まれ
2012 大阪芸術大学芸術学部美術学科油画コース 卒業
現在、大阪府在住


【主な発表など】
2009 「第47回関西独立美術展」(大阪市立美術館 / 大阪)
    「大阪芸術大学美術学科4人展」(小大丸画廊 / 大阪)
    「大阪芸術大学美術学科小品展」(学内ガーデンギャラリー / 大阪)
2010 「第78回独立展」(国立新美術館 / 東京)(原田の森ギャラリー / 兵庫)
    「第7回大阪芸術大学学生オークション」(ほたるまちキャンパス / 大阪)
    「第5回世界堂絵画大賞展」(世界堂新宿本店6階特設会場 / 東京)
2011 「第6回タグボートアワード」(世田谷ものづくり学校 / 東京)
    「第29回上野の森美術館大賞展」(上野の森美術館 / 東京)(京都府京都文化博物館 / 京都)
2012 「奈良・町家の芸術祭 HANARART2012」(堺町の家 / 奈良)
    巡回展 東京⇔京都(アートコンプレックスセンター / 東京)(同時代ギャラリー / 京都)
    「アートストリーム2012」(大丸心斎橋店北館14階イベントホール / 大阪)
2013 「ワンダーシード2013」(トーキョーワンダーサイト本郷 / 東京)


【受賞】
2012 「アートストリーム2012」・奨励賞


【ステートメント】
「対岸の火事」
—自分には関係がなく、なんの苦痛もないこと。

外の世界、日常における範囲の外に関して私たちは無関心だ。
成り行きを眺めるだけで当事者にはなり得ない、
どこか俯瞰する視点で私たちは物事を見ている。

その一方で、
傍観者ではいられない事態に、動機は様々でも進んで前へ向かおうともする。
目指す場所はおぼろげでも歩みを止めない。

臨むのか眺めるだけなのか、
その境界をたゆたいながら私たちは佇む。


http://kazunorifuji.jimdo.com/







堀口 徹  HORIGUCHI Toru


「Ripple」


「Switch」


「虹のたもと_1」

三代秀石

日本の伝統工芸士(江戸切子)
東京カットグラス工業協同組合 理事
日本ガラス工芸学会 会員


【略歴】
1976 東京生まれ
1999 二代秀石(須田富雄、江東区無形文化財)に江戸切子を師事
2008 三代秀石を継承、堀口切子を創業
2012 日本の伝統工芸士(江戸切子)に認定


【賞歴】
2005 「江戸切子新作展」・入賞(同 2007, 2008, 2011, 2012)
2009 「江戸切子新作展」・最優秀賞受賞(「Inside beauty」)
2010 「江戸切子新作展」・2年連続で最優秀賞受賞(「TOKYO SKY TREE 2010」)
    「オルビスグループCRS賞」・社長賞受賞


【展示・製作・講演】
2009 POLA「B.A ザ クリーム 江戸切子」製作
    「Brilliant Noel」-輝きのガラス- 選抜出品(POLA MUSEUM ANNEX / 東京)
2010 「館蔵 ヨーロッパのガラス展」講演(町田市立博物館 / 東京)
    個展「EXHIBITION 01 Toru Horiguchi」(和田画廊 / 東京)
2011 「ART CHICAGO」出品
    「江戸切子-日本のカットガラスの美と伝統-」出品(町田市立博物館 / 東京)
    個展「EXHIBITION 02 Toru Horiguchi」(和田画廊 / 東京)
2012 「江戸切子 -日本のカットガラスの美と伝統-」巡回展出品(瀬戸市美術館 / 愛知)
    「−キラメキは輝く未来をみちびいて−」ウィンドウディスプレイ(POLA GINZA / 東京)
    「365日 Charming Everyday Things」選抜出品(パリ・フランス、日本)
    「COOL JAPAN WAO 工芸ルネサンスプロジェクト」選抜出品(ニューヨーク・アメリカ、パリ・フランス) 
    「TOKYO CRAFTS & DESIGN」選出(東京都美術館 / 東京)
2013 「江戸切子若手15人展」選抜出品(伊藤忠青山アートスクエア / 東京)


【ステートメント】
普段、仕事にしている江戸切子の技術を使って、より新たな表現方法を模索しながら、
映り込みや陰影など、ガラス特有の効果を引き出し、表現できればと思っています。

「愛を育むということ」は、子供を抱きかかえる父と母をイメージしています。
「Inside beauty」は、女性の内面の美というものにフォーカスして制作しました。
「Ripple」は、水面に水滴が落ちた時のクラウンとその後、ぽたぽたと落ちてくる水滴の作り出す波紋をイメージして、水の透明感を表現したいと思いました。
「Switch」は、今の自分自身の思いを表現したもので、伝統的な作品を刀のようなものでスパッと切り、ズルっとずれたその面から新たな視点があるのではないかという思いです。


http://www.kiriko.biz





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